兜町大学教授の教え 無料メルマガ No.241 (2022年12月15日)



「市況展望の前に、最新刊の出版と講演会の開催
 につきまして」


 いつものように市況を展望しますが、今回は
その前に、最新刊の告知と講演会の告知をさせて
いただきたいと思います。


1.新刊の告知 〜目次とアマゾンのリンク〜

 年が明けて1月14日に新刊が上梓される運び
となりました。それに先駆けまして、今回の
メルマガで、「目次」と「アマゾンのリンク」
をお知らせしたいと思います。
 この最新刊は、前作の「60歳までに『お金の
自由』を手に入れる!」(PHP研究所)の続編
という位置づけの内容です。

 私自身が「FIRA 60」(60歳前後での早期退職)
を実現してから、はや1年9ヶ月が経ちました。
 「FIRA 60」と、その後の楽隠居生活を通して、
「本当に幸せな人生の生き方」や「21世紀の日本
を華麗に生き抜くロールモデル」について考え
抜きました。
 そして、そのことについて皆様にお伝えしたい
ことを書き溜めることができましたので、それを
ご披露するのが最新作の目的であり、主な内容
です。

 仮題は、

「60代を自由に生きるための
 誰も教えてくれなかった『お金と仕事』の話」

です。

 ここではまず、目次(予定)を掲載することで
最新作の概要をお伝えしたいと思います。


[1] 目次(予定)

「60代を自由に生きるための
 誰も教えてくれなかった『お金と仕事』の話」


はじめに 豊かで快適な60代を迎えるための「3本の矢」

第1章 60代こそ浅春時代!
1−1節 私の人生遍歴をヒントに、皆さんも60代を
    青春時代にしませんか

第2章 誰もが抱える「老後の不安」への賢い対処法
2−1節 今、迫りつつある不安
     〜インフレと財産税の課税〜
2−2節 「財産税課税」にどう対処するか
2−3節 ハイパーインフレ
2−4節 日銀は金利を上げられない
2−5節 ハイパーインフレへの対処法
2−6節 理想の老後の詳細なプランニング
2−7節 「年金」に頼ると、バカを見る
2−8節 「運用能力」で、お金の不安は完全解消!
2−9節 60代になったばかりの人が60歳以降のこと
     を指南することの意義

第3章 60代を青春時代にするための3本の矢
3−1節 一の矢「イヤじゃない仕事」
      ―― 一生楽しく働くために
3−3節 二の矢「副業で種銭を」
      ―― 誰もが本業以外を持つ時代
3−4節 三の矢「運用」
      ―― 21世紀の必須アイテム

第4章 「株式投資」の具体策
    お金の安心はこうして手に入れる
4−1節 どの株を買えばいいのか
     〜投資対象の絞り込み
4−2節 目標株価の決定 〜いくらで買えばいいのか
4−3節 売り値の決定 〜いくらで売ればいいのか
4−4節 退職後のデイトレのススメ

第5章 「理想の60代の過ごし方」
    お金と仕事の安心を手に入れる
5−1節 「完全リタイア」は絶対にしてはいけない!
5−2節 「イヤなことはしない!」と決意する

おわりに 60代を「青春時代」にする考え方


[2] アマゾンのリンク

 発売までまだ1ヶ月ありますが、すでにアマゾン
には掲載されていて、予約も可能になっています。

☆ 最新刊のアマゾンのリンクは次のとおりです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4569853862/

(このページでは、当面のあいだ、タイトルが

「60代で『お金も仕事も自由な人生』を手に入れる(仮)」

になっています。

 上掲の目次をご覧になって、ご興味をお持ち
いただけましたら、さっそくアマゾンにてご予約
下さい。

 宜しくお願いいたします。


2.講演会の告知

 この最新刊の出版を記念しまして、2023年
2月11日に講演会を開催することにいたしました。
 オンラインではなく、リアルの講演会です。

 詳細は、当サイトの「講習会受付」のページ
(http://www.prof-sakaki.com/zemi/lecture/lecture_230211.html)
をご参照下さい。
 ここでは場所と日程と料金等の要点部分を
お知らせいたします。


<以下は、開催告知の要点です>

場所:東京・渋谷
   TKPガーデンシティ渋谷 1階の「ホールB」

日程:2月11日(土・祝)13時30分〜16時45分
    (途中に15分の休憩あり。)

料金:
基本料金 ----- 20,000円
準塾生割引 --- 15,000円
本塾生割引 --- 10,000円
VIP塾生割引 --- 5,000円

予定内容:
1.市況展望
2.人生の新たなロールモデルである「FIRA 60」
  の考え方と達成の仕方・達成後の生き方について
3.「パッシブ投資」の最新データについて
4.今、狙える個別銘柄の検討
5.Prof.サカキ式デイトレの解説
6.質疑応答(時間があれば。)

<告知、以上です>


 50名様以内の人数限定で、先着順です。
 満席になった場合には、2月12日(日)にも
追加講演を開催するかもしれませんが、この
メルマガの読者様には、先行予約枠を設けます。
 2ヵ月も先のことですが、先着順ですので、
お早めにお申し込み下さい。

 お申し込みは、メールにて!

 メールのタイトルを「2月11日 受講希望」
としていただいて、

・お名前(ふりがなも付記して下さい)
・ご年齢
・ご住所
・Prof. SAKAKI塾の塾生様か否か

を明記の上、sakaki@prof-sakaki.comまで
どうぞご一報下さい。折り返し、受付確認
のメールを差し上げます。

 この件につきましては、1月15日に配信
予定のメルマガでも再度、リマインダー
としてご案内をさせていただく予定です。


3.市況展望 (執筆日時:12月15日 24時)

 それでは、いつものように市況を展望します。


[1] 過去1ヵ月の日経平均株価を振り返ります

 日経平均株価は1ヵ月前の11月16日には
「28,020円」でした。11月24日には「28,502円」
まで上がり、これが過去1ヵ月の中では最高値
です。
 その後、12月8日に「27,415円」まで下がり、
これが過去1ヵ月の中では最安値です。
 12月15日の終値は「28,051円」です。
 このように、「28,000円±500円」という、
比較的狭いレンジでの推移となり、「高値
もみ合い」といった1ヵ月でした。


[2] 現時点における各種の指標を確認します

 12月15日の終値における各種の指標を見て
おきましょう。

日経平均株価の終値−− 28,051円
日経平均のEPSの値−−   2,200円
日経平均のPERの値−−   12.75倍
日経平均のBPSの値−−  24,393円
日経平均のPBRの値−−    1.15倍
週足のRSIの値−−−−   65.50↑
週足のストキャの値−−   52.01↓
日足のRSIの値−−−−    61.19↑
日足のストキャの値−−   88.10↓

 これらの指標を簡潔に吟味していきます。

 PERの値はだいぶ上がってきましたが、
まだ低いです。ただ、非常に低いという
ほどではありません。中途半端な水準です。

 RSIとストキャスティックスといった
テクニカル指標(オシレータ)は、日足の
ストキャの値を除いて、やはり中途半端
な水準です。

 以上のことを総合すると、当面のところ
は、若干の調整が入ってもおかしくはない
株価水準であるといえそうです。
 15日のNYダウは300ドル以上の下落と
なっており、シカゴ市場の日経平均先物
の値も200円以上下がっています。です
ので、目先のところは下落基調になる
でしょう。
 ただし、PERとPBRの値が相対的に、低い
ので、あまり大きな下落はなさそうです。

 チャート上で下値抵抗線を引くと、
「26,500円」くらいのところに強い抵抗線
が引けそうですので、これから下落しても、
「26,500円前後」では下げ止まりそうです。
 この「下値抵抗線」は、今年3月の安値
(24,681円)と10月の安値(25,651円)を
つないだ線で、その延長線上の値が
「26,500円」くらいのところになる、
というわけです。

 ですから、これから下落基調になったと
しましても、日経平均株価の株価にして
「1,500円」、率にして「5%」程度の
下落で底打ち反転するのではないかと予想
できます。


<市況展望は以上です。>


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